12月6日 アニマルパスウェイ情報交換会を開催しました。

帯広畜産大の特任講師浅利先生にお願いしまして、次のテーマでお話を頂き、情報交換いた
しました。参加は全国から12名でしたが密度の濃いお話を伺い、意見交換出来ました。
テーマ:「帯広市に設置されたAPWのモニタリング方法およびアプリを活用したロードキル
データ収集について」
・帯広市のアニマルパスウェイ(APW)設置のいきさつ、PITタグを用いたエゾリス利用
の探知装置のAPWへの設置状況などをお話しいただきました。今後の利用状況の検知
ができることを期待したいと思います。
・ロードキルアプリにつきましては、ロードキルデータの収集について、海外の事例も
紹介され、国内でもその必要性があるため、今回の試行に至ったとのことで、是非
多くの皆様のご協力がいただければと思います。
・最後に奄美大島のロードキル問題について、現在マングースの駆除が進み、アマミノ
クロウサギの数は増えているようですが、様々な希少動物のロードキルが多いとの
ことで、その解決策のひとつで、環境省が実施したナイトツアー実証実験に参加
された状況をお話しいただきました。夜間の道路侵入車両の数を絞り、速度も10~
15Km以下で走行する実験だそうです。道路にはクロウサギが出てきていました。

 

環境省グッドライフアワード・ギャザリング2020にて活動報告

8月29日に環境省のグッドライフアワードで受賞した団体の事後の活動報告会が
開催され、アニマルパスウェイ研究会も第2回で環境大臣賞優秀賞を受賞しており、
湊会長が活動報告を行いました。その様子が公開されておりますので是非ご覧ください。
中井環境事務次官もご出席されており、皆様からご意見やご質問も頂いております。
グッドライフアワード・ギャザリング2020での報告動画⇒こちら

 

10月17日16時45分再放送 NHKためしてガッテンに当会理事出演されました

9月30日NHKためしてガッテンに当会の小松理事が出演されました。再放送もあります。
NHKのHPの一番左の方です。テーマは暮らしを支える珍仕事人スペシャルで72分の拡大版
で、小松理事は清水建設で生き物関係を担当されており、アニマルパスウェイ研究会
の創設メンバーです。アニマルパスウェイのお話もでました。当会提供の映像も流れました。

2020年9月30日(水)午後7時30分
再放送 2020年10月17日(土)午後4時45分

NHK HPはこちら

 

 

2020年9月13日 アニマルパスウェイ情報交換会を開催しました。

  2020年9月期のアニマルパスウェイ情報交換会を開催しました。新型コロナの影響を避け、Zoom会議
となり、18名が参加しました。
当会の園田理事を中心とした富士山周辺道路におけるロードキルの要因分析に関する調査とアニマルパスウェイの設置場所のご提案のお話をいただきました。
会員HPに詳細を記載しましたが、会員以外の方でご希望者がおられましたら、事務局までご連絡ください。
ApWA事務局 info@animalpathway.org

 

 

皆様の参加をお待ちします:ロードキルアプリへのご協力のお願い

皆様
国内総延長約128万kmの道路上において、動物が轢死(ロードキル)している姿を眼に
された経験はどなたもお持ちだろうと存じます。
そのようなロードキル情報は動物の生息状況を把握し、ロードキル事故の対策に役立ちます。
現在、当会メンバーの帯広畜産大の浅利博士がロードキルアプリの試行研究を行っております。
スマホ等で撮影した画像をUPし、データを記入頂得ければ全国のロードキルデータを将来一元
化し、様々な保全や事故対策に役立ちます。下記のプロジェクトにどうぞご協力をお願いします。

~2020年9月1日から全国でのロードキルアプリ試験が開始されました~

バイオーム(biome):https://biome.co.jp/news/avada_portfolio-10197/
帯広畜産大:https://www.obihiro.ac.jp/news/32110

↓アプリは以下からダウンロードできます。
Google Play
      https://play.google.com/store/apps/details…

App Store
      https://apps.apple.com/jp/app/id1459658355

操作手順:こちら

■プロジェクト内容
交通インフラの発達と共に増えているロードキル(車両と野生動物の事故)は交通安全と自然保護の観点から問題視されています。株式会社バイオームは帯広畜産大学の研究者と共同で、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を用いた「全国ロードキル調査」を9月1日より実施します。ロードキルの情報を収集・蓄積できるプラットフォーム開発を目指し、アプリを通じて全国から野生動物の事故に関する情報を収集します。
問い合わせ先 帯広畜産大学 環境農学研究部門
浅利裕伸(Yushin ASARI
asari@obihiro.ac.jp  
0155-49-5500