12月6日 アニマルパスウェイ情報交換会を開催しました。

帯広畜産大の特任講師浅利先生にお願いしまして、次のテーマでお話を頂き、情報交換いた
しました。参加は全国から12名でしたが密度の濃いお話を伺い、意見交換出来ました。
テーマ:「帯広市に設置されたAPWのモニタリング方法およびアプリを活用したロードキル
データ収集について」
・帯広市のアニマルパスウェイ(APW)設置のいきさつ、PITタグを用いたエゾリス利用
の探知装置のAPWへの設置状況などをお話しいただきました。今後の利用状況の検知
ができることを期待したいと思います。
・ロードキルアプリにつきましては、ロードキルデータの収集について、海外の事例も
紹介され、国内でもその必要性があるため、今回の試行に至ったとのことで、是非
多くの皆様のご協力がいただければと思います。
・最後に奄美大島のロードキル問題について、現在マングースの駆除が進み、アマミノ
クロウサギの数は増えているようですが、様々な希少動物のロードキルが多いとの
ことで、その解決策のひとつで、環境省が実施したナイトツアー実証実験に参加
された状況をお話しいただきました。夜間の道路侵入車両の数を絞り、速度も10~
15Km以下で走行する実験だそうです。道路にはクロウサギが出てきていました。