小松理事、環境アセスメント学会優秀賞受賞(2023年5月20日)


右が小松理事、左は環境アセスメント学会長 藤田八暉先生

当会の理事で、清水建設社員の小松裕幸氏が環境アセスメント学会にて優秀賞(実務部門)を受賞し、表彰されました。 アニマルパスウェイへの取り組みもその評価のひとつではないかとのお話です。

なお、受賞理由を要約しますと、小松裕幸理事は、建設業界における生態系を中心とした環境配慮技術を担う部門で活躍されてきました。 ESG、SDGsなどの国際的な動向に対応し、グリーンインフラなどの新たな分野でも同社の実務面で中心的な役割を果たしてきました。 実務面だけでなく、環境アセスメント学会や他の学会での論文掲載実績も多数あり、大学の客員研究員や公的機関の研究部会などで広範な活動も行っており、幅広い分野で優れた成果を上げてきました。 同学会においてもこれまでの実務と研究の実績に基づいて、今後学会での活動に期待が寄せられているとのことです。
ApWAと致しましても、小松理事の受賞を祝福するとともに環境アセスメント分野においてアニマルパスウェイの普及啓発に益々のご尽力を期待申し上げたいと思います。
ApWA 事務局

山梨放送(YBS)で富士山スバルラインの遺伝子調査が放送されました。

4月8日に山梨放送で、福山大学 佐藤准教授と当会 湊会長のインタビューが放送されました。
富士山スバルライン等の人工的な連続する構造物により、半樹上性動物であるヒメネズミの
遺伝子を道路の両側で比較した結果、その影響が判明したとのことで、会長からはアニマルパスウェイ
の設置提案がありました。
YBS  ワイドニュースはこちらのyoutubeで見ることが出来ます。⇒こちら

 

3月8日 毎日新聞に富士山スバルラインのネズミ類の遺伝子調査が掲載されました

3月8日の毎日新聞朝刊およびURLに、当会と福山大学佐藤先生との協働で実施
し、昨年の哺乳類学会のMammal Studyに発表した成果が掲載されました。
1964年に供用開始された富士スバルラインの両側でヒメネズミ、アカネズミなど
野生のネズミ類の遺伝子を調べたところ、半樹上性のヒメネズミは地上性の
アカネズミに比べて遺伝子の分化が進んでおらず、森林分断の影響が出ている
ことが分かりました。佐藤先生と当会湊会長のコメントも掲載されております。
さらに詳細を知るためには継続調査が必要と考えております。
毎日新聞のURL⇒こちら

2020年9月13日 アニマルパスウェイ情報交換会を開催しました。

  2020年9月期のアニマルパスウェイ情報交換会を開催しました。新型コロナの影響を避け、Zoom会議
となり、18名が参加しました。
当会の園田理事を中心とした富士山周辺道路におけるロードキルの要因分析に関する調査とアニマルパスウェイの設置場所のご提案のお話をいただきました。
会員HPに詳細を記載しましたが、会員以外の方でご希望者がおられましたら、事務局までご連絡ください。
ApWA事務局 info@animalpathway.org

 

 

皆様の参加をお待ちします:ロードキルアプリへのご協力のお願い

皆様
国内総延長約128万kmの道路上において、動物が轢死(ロードキル)している姿を眼に
された経験はどなたもお持ちだろうと存じます。
そのようなロードキル情報は動物の生息状況を把握し、ロードキル事故の対策に役立ちます。
現在、当会メンバーの帯広畜産大の浅利博士がロードキルアプリの試行研究を行っております。
スマホ等で撮影した画像をUPし、データを記入頂得ければ全国のロードキルデータを将来一元
化し、様々な保全や事故対策に役立ちます。下記のプロジェクトにどうぞご協力をお願いします。

~2020年9月1日から全国でのロードキルアプリ試験が開始されました~

バイオーム(biome):https://biome.co.jp/news/avada_portfolio-10197/
帯広畜産大:https://www.obihiro.ac.jp/news/32110

↓アプリは以下からダウンロードできます。
Google Play
      https://play.google.com/store/apps/details…

App Store
      https://apps.apple.com/jp/app/id1459658355

操作手順:こちら

■プロジェクト内容
交通インフラの発達と共に増えているロードキル(車両と野生動物の事故)は交通安全と自然保護の観点から問題視されています。株式会社バイオームは帯広畜産大学の研究者と共同で、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を用いた「全国ロードキル調査」を9月1日より実施します。ロードキルの情報を収集・蓄積できるプラットフォーム開発を目指し、アプリを通じて全国から野生動物の事故に関する情報を収集します。
問い合わせ先 帯広畜産大学 環境農学研究部門
浅利裕伸(Yushin ASARI
asari@obihiro.ac.jp  
0155-49-5500