2023年8月17日 アニメ『約束の森』~ヤマネ物語~完成しました。

昨年クラウドファンディングにて多くの皆様よりご支援を賜り、今般、樹上性動物保全のための啓発アニメ『約束の森』~ヤマネ物語~が完成しました。

「約束の森」は、単なるエンターテインメントだけでなく、環境問題への啓発を目指しています。現実世界で道路や開発が野生動物たちの生息地を分断してしまう問題とその解決策のひとつを、ファンタジックな世界で描くことで、視聴者の皆様に自然保護の重要性を思い起こさせます。

「約束の森」は、皆様に感動と興味を持っていただけること間違いなしのアニメーション作品です。

自然と野生生物への思いを胸に、我々の大自然を守るための一歩を共に踏み出しましょう。

公開内容や視聴方法などの詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。

製作情報

原作:大竹一美(ApWA)、清水アイ(漫画家)「いのちをつなぐふしぎな森の大冒険」
監督:石川直哉
作画、美術:兎村銀(作画監督)、藤城勇介(美術監督)、大木奈翁、tetsu、かわとら、宙色画房、伊藤奈々子
アニメーション制作:自治体アニメ株式会社
監修:湊秋作、饗場葉留果(一般社団法人ヤマネ・いきもの研究所
プロデュース:吉田三恵子(ApWA)
声の出演:ユヅキ 新井里美|ネ ル 中川亜希子|マツジイ・ユヅキ(大人) 佐東充|セイナ・女の子 夏代めぐみ|男の子・女性スタッフ 梅田朱里
キャスティング:株式会社コトリボイス
音楽:森田俊輔
タイトルデザイン:うりも
推薦:北杜市、北杜市教育委員会
助成:公益信託経団連自然保護基金公益信託大成建設自然歴史環境基金
支援:クラウドファンディングにおける240名のご支援者の皆様
製作 一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会(ApWA)
© 2023 Animal-pathway & Wildlife Association All Rights Reserved.

【公開URL,お問い合わせ先】:info@animalpathway.org

『約束の森』は専用HPにて視聴いただけますので、是非下記よりご覧ください。
本編は9分29秒で、その後に補足版が付きます。ご利用頂ける機会等ありましたら
事務局までご連絡ください。
一般公開URL: https://www.animalpathway.org/anime/

「知ってるつもり?」動画シリーズ

アニマルパスウェイとそこを利用する野生生物を知っていますか?

「知ってるつもり?」シリーズは、アニマルパスウェイの工事や野生生物のモニタリング記録を、当会の理事がポイントを紹介しながらわかりやすく映像にまとめたものです。当会のYoutubeチャンネルで公開され、アニマルパスウェイに関する情報収集や啓発に役立ちます。

今後も当会はアニマルパスウェイとそれを利用するヤマネや野生生物に関する情報を発信し、より多くの人々に意識の高まりを促すことを目指しています。ぜひ、シリーズをご覧ください。

▶ YouTube アニマルパスウェイと野生生物の会  知ってるつもり? 

「アニマルパスウェイ開発ものがたり」

クラウドファンディングから生まれた「アニマルパスウェイ開発ものがたり」

当会では昨年、アニマルパスウェイのクラウドファンディングを実施しました。このプロジェクトは、ロードキルや横断障害から動物達を守る歩道橋の啓発アニメの制作を目的としています。

皆様からのご支援により、目標金額を上回る資金を集め、アニメの制作が本格的にスタートしています。アニマルパスウェイは、自然と人間が共存する社会を実現するための重要な役割を果たします。道路や鉄道などによる、動物たちの生息地を分断する影響を緩和し、生態系の保護につながると期待されています。

また、アニマルパスウェイの開発によって、人間と動物たちが安全に共存する社会を実現することができます。交通事故や野生動物との接触事故のリスクを低減することができるため、地域社会の安全性向上にもつながると言えるでしょう。

「アニマルパスウェイ開発ものがたり」は、過去にクラウドファンディング(READYFOR)の記事として掲載しました。今回はその記事を改めて編集し、当サイトで再度ご紹介いたします。アニマルパスウェイの開発に取り組む過程での工夫や取り組みについて、ぜひご覧ください。

◆アニマルパスウエイの組み立て

アニマルパスウェイ開発ものがたり①

当会では、今後もアニマルパスウェイやロードキル、生物多様性に繋がるプロジェクトや取り組みに注目し、情報を発信していく予定です。アニメの進捗についても、引き続きご報告させていただきます。

『森の樹上性野生動物を保全するためのアニマルパスウェイ啓発アニメの制作』へのご支援を!!

皆様

道路は、私たちの暮らしと経済の流れを支え、豊かな地域づくりを支える大切なインフラです。
その一方で道路は、森や生態系を開発・分断します。そのため森に棲み、枝から枝を伝わって
移動する樹上性のリスやヤマネ、あるいはヒメネズミなどにとっては、道路はバリヤー(障害)
となってしまい、繁殖活動や採食活動に大きな影響を及ぼします。更に、時には道路を横断中に
車に衝突してしまう「ロードキル」(野生動物の轢死)に遇うこともあります。
日本の道路の総延長は約128万kmと言われ、そのうち高速道路(1万km未満)でのロードキル
(野生動物の轢死)は、わかっているもので約5.2万件/年(国土交通省2019年度)ですので、
全国でのロードキル数は計りしれません。皆さんも1度や2度は眼にされたことがあるのではない
でしょうか?まだ、国内には「アニマルパスウェイ」や動物のためのブリッジやトンネルの数は
少なく、普及のためには、多くの人に知って頂く機会を作る必要があります。その手段の一つ
として今回制作したいアニメーションは、効果的な手段と考えます。皆様のお力により是非
ご協力ご支援のほどお願いいたします。
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■ 支援募集開始のお知らせ
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10月17日9時よりインターネット上で支援金募集を開始します。(終了は12月15日)
インターネットを通して広く支援を呼びかけるクラウドファンディングという手法を通して
声を上げることで、資金調達だけでなく、広く多くの方々に樹上性野生動物の保全が森を
守ることにつながることを知っていただく機会にもできればと思っています。

もしよろしければ、よりたくさんの方々にプロジェクトを知っていただくために、情報拡散
にご協力いただけないでしょうか。
以下の文をSNSやご所属のコミュニティ上で投稿して頂き、コメントも一緒に頂けないでしょうか。
もちろんご寄付も大歓迎です。
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\アニマルパスウェイと野生生物の会がクラウドファンディングを通した支援募集を開始!/
クラウドファンディングを通した寄付集めに挑戦されています!

興味がある方はぜひ以下のページをご覧ください!
URL:https://readyfor.jp/projects/animalpathway

申し込み用紙でも承ります。右のpdfをダウンロードしてご使用ください。申し込み用紙

この取り組みにご賛同いただける皆様からのご寄付・ご拡散などあたたかい応援を、
どうぞよろしくお願いいたします。

アニマルパスウェイと野生生物の会
代表理事 大竹 公一