12月18日 アニマルパスウェイ研究会・情報交換会開催さる

大成建設の会議室をお借りし、20名が参加し、開催しました。
テーマは①第10回IDC出席報告、ワイト島のAPW視察、イギリスにおける野生生物保護活動
の現状について順番に参加された岩渕さん、饗場さん、湊会長にしていただきました。
IDC(国際ヤマネ学会)では3名で4本の発表をされました。アニマルパスウェイについては
湊会長が日本のアニマルパスウェイの報告をされ、PTESのIAN氏もワイト島の状況を発
表されたそうです。会では道路沿いの緑の保全の重要性も話されたそうです。
また、ワイト島のアニマルパスウェイの設置の詳細が良くわかりました。今後参考になる
部分もあると思います。湊会長の留学時のご体験もたくさんご紹介いただきました。
SDGs、生物多様性、ESD、基礎研究、視野の拡大、未来を見据えた対応などの重要性を
強調されました。
②実証用アニマルパスウェイの12年目の検証結果と今後の開発事項について
10月に開催しました実証用APWの検証結果について議論しました。今後の新たな工夫・
開発に役立てることになりました。またAPW製作・建設ガイドに反映させ、ブラシアップ
することとなりました。
③今後の基盤強化プロジェクトの発足について
財政基盤、人財基盤、ネットワーク基盤、研究基盤などの強化を計るため、プロジェクト
を立ち上げ、検討することになりました。

 

第2回シンポジウム 広げよう『野生動物の歩道橋』のご案内

『アニマルパスウェイと野生生物の会』では、第2回 広げよう『野生動物の歩道橋』 ~コリドーで繋ぐ森と命~と題し、国連生物多様性の10年日本委員会連携事業としてシンポジウムを開催いたします。今回は、世界の野生生物と交通の現状を『HANDOBOOK OF ROAD ECOLOGY』にまとめられたメルボルン大学のロドニィー・ヴァンダー・リー氏ならびに、森と命を繋ぐアニマルパスウェイを英国で実現した自然保護団体PTES(絶滅危惧種のための市民トラスト)の研究者イーアン・ホワイト氏をお招きし、我が国の現状と対比して、より一層の進展のための情報の共有と意見交換を行いたいと思います。シンポジウムのお申し込みはこちらまで

6月11日 道路生態研究会の総会および研究発表会

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高速道路調査会にて第2回目の総会ならびに研究発表会が開催されました。
同会は昨年12月11日に創設された任意団体で、日本自然保護協会の理事長亀山 章
先生が会長をされておられます。現在当会は法人会員として参加しています。

6月20日 第5回総会ならびにアニマルパスウェイ研究会・情報交換会開催

大成建設の会議室をお借りし、約30名が参加して第5回の総会ならびにアニマルパスウェイ研究会・情報交換会を開催しました。またこれに先立ちアニマルパスウェイのマニュアル化の第1回委員会も開催しました。
アニマルパスウェイ研究会では、今春、ヤマネの研究でやまねミュージアムの岩渕さん、饗場さんの
お二人が学位を取られましたので、これを記念して研究の成果についてお話しいただきました。

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アニマルパスウェイ・マニュアル化の委員会      第5回総会(議長は湊会長)

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岩渕さんのヤマネの生理生態のお話し   饗場さんの微小生息環境と生息域保全のお話し

 

 

5月30日 経団連自然保護協議会交流会にて展示・説明

アニマルパスウェイと野生生物の会は経団連自然保護協議会交流会にて展示 団連自然保護協議会交流会

経団連ホールにて約200名ほど参加されていた経団連自然保護協議会の総会、企業・NGOの交流会
に出席いたしました。総会では本年度の助成先としてご紹介され、また交流会では小林理事制作のビデオを一番先に流させていただき、少し説明を加えさせていただきました。展示は手作りで間に合わせになりましたが、設営・ご説明を奥田監事・小松さんにしていただきました。