6月8日 アニマルパスウェイ研究会兼情報交換会開催(Web会議)


6月8日 Zoomを利用したアニマルパスウェイ研究会を開催しました。17名の参加でした。
本来は総会の後、研究会を行いその場でご講演願っていたのですが、本年は総会は郵送、
研究会はWeb会議といたしました。
2015年から富士山スバルライン周辺の野ネズミを対象とした遺伝子調査を実施ております。
約60年前に建設されたスバルラインによる森林分断が野生動物にどの程度影響しているかの調査
です。この調査は福山大学の佐藤 淳准教授にお願いし、実施してまいりました。
詳しくは論文として発表されますが、アカネズミについては遺伝子的分化は見られないものの、
半樹上性のヒメネズミにはそれが見られたということで、道路による影響ではと思います。
今後この成果をもとにアニマルパスウェイの設置を提案し、設置後の遺伝子調査も出来ればと
思います。