10月7日 アニマルパスウェイ情報交換会開催「イリオモテヤマネコの現状とロードキル対策」

新宿NPO協働推進センターにて、19名が参加し開催されました。当日は動物写真家でBCTJの理事でもある横塚眞己人氏により、西表島の山や森から海の中に至る自然生態系の構成やイリオモテヤマネコとイエネコの違い、イリオモテヤマネコの様々な生態と現状、そしてロードキルによる喪失についてお話を頂きました。沢山の素晴らしい写真とともにお話しいただきましたので、あっという間の2時間余りでした。またスマフォを用いたロードキル対策として西表島でも行っている概要を会員の可児さんからお話しいただきました。島では観光客のどうかとともにレンタカーも増え、ロードキルも増加しているとのことので、レンタカーの低速化(固定で40km/hしか出ない)ものに限定できないかとのお話もあり、自然遺産や国立公園では是非導入してもらいたいところです。

19名が参加し、情報交換が行われた

写真家の横塚氏

イリオモテヤマネコとイエネコの違いについて

木から落ちそうなイリオモテヤマネコ

約100頭の個体数の中で毎年ロードキルに会う個体がいる。

125カ所にネコボックスというパスウェイを設置、誘導柵を設けることも重要