アニマルパスウェイ15年目のワイヤー強度


3月に北杜市1号機の保守を行いましたが、その最交換したワイヤーケーブルの引張強度試験をJFEテクノリサーチ
株式会社に依頼し実施しました。
15年を経ているワイヤーですが、実証機で確認した内容を裏付けるもので、耐久性は15年では十分維持できており、
さらに長い期間、十分な強度を保持できると保証できるのではないかと思います。
気候変動に伴う大型台風などで、過去にない強風などへの対応についてはさらに検討する必要がありますが、
より、長い間なるべくメンテナンス不用で野生動物の利用に供するアニマルパスウェイであることが、開発した
当会メンバーの願いです。
写真は3月17日の保守点検工事の際のメンバーです。

なお、北杜市1号機建設当時はまだ一般社団法人は存在せず「アニマルパスウェイ研究会」で実施
しました。この度本研究会(APRS)のHPもリニューアルしました。