道路生態研究会通常総会、研究発表会に出席しました。

現在、日本国内で道路と生態系の関係を研究する会として。当会が事務局をしているアニマルパスウェイ研究会のほかに、北海道の道路と野生生物について研究する「ロードエコロジー研究会」と
当社も団体会員である「道路生態研究会」があります。
本会の第4回の通常総会が6月9日(土曜日)に高速道路調査会で開催され、50名程度の会員が集まり
ました。議長は会長の亀山先生(日本自然保護協議会理事長)が務められ、昨年の報告がなされ本年度の計画が承認されました。本年度は清里にアニマルパスウェイ関係の施設視察も秋に実施予定と
なり、当会と連携して対応していくことになります。なお、その後の研究発表会ではドイツの方で日本語ペラペラのルプレヒト クリストフ氏の「非公式緑地」および日本造園学会のミニフォーラムについて園田さんから発表があり、その後昨年に引き続き盛岡北道路のこの1年半ののニホンリスの利用状況を当会会員の香川さんが発表され、つがいのリスの利用動画なども拝見できました。また同じく野呂さんが「シカ侵入防止施設への雪の影響」について発表されました。その他の3件の発表も興味深いものでした。

盛岡北道路のリスの利用状況の分析結果を発表する香川氏

シカの侵入防止施設の雪の影響について講演する野呂氏

 

6月15日 湊秋作会長の著作 ニホンヤマネ(東大出版会)出版されます。

6月15日に当会会長の湊秋作の著作「ニホンヤマネ」が東大出版会から発刊されます。
東大出版会のHPに掲載されている内容紹介です。もちろんアニマルパスウェイについても記載されておりますので、是非ご覧ください。(学術書ですので、少々お高いですが・・)

「天然記念物ニホンヤマネ――かれらはどのような動物なのか.冬眠,繁殖,育児などの生態を詳述し,森に暮らすヤマネたちの保全や環境教育のさまざまな取り組みについて紹介する.永年にわたりヤマネたちと真摯に向き合ってきた「ヤマネ博士」の集大成!」
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5月22日 国際生物多様性の日

本日は国際連合が定めた生物多様性の日です。CBD(生物多様性に関する国際条約)の締結を記念しています。人間も生き物の一種に過ぎないのですが、人間と生き物の共存・共生は簡単とはいかない昨今です。特に開発途上国を中心に道路や鉄道建設需要は大きく、特に道路はこれからも地球400周分程度の需要があるそうです。多くの森が切り開かれ、多くの生き物が行き場を失い、車との軋轢は増加すると思われます。当会は設立満6年となり、これからもアニマルパスウェイの普及を通じて、既存道路を中心にロードキル対策や森林の生き物の保全対策に取り組んでまいります。