「知ってるつもり?」シリーズ⑤
アニマルパスウェイ設置工事記録
ここでは北杜市の八ヶ岳高原道路上の、アニマルパスウェイ建設の様子をご紹介します。
アニマルパスウェイを地上で組み立て、屋根などを固定した後に、組み立て場所に移動し、道路上に取り付けを行っています。
「知ってるつもり?」シリーズ⑥
「那須平成の森」のアニマルパスウェイ
那須の御用邸の北半分が国民に解放され、環境省の所管となり、「那須平成の森」が2011年にオープンしました。
「那須平成の森」は、手つかずの森で生物多様性豊かな森で、2010年に当会の湊会長らが調査し、二ホンヤマネ等の生息が確認されました。
「那須平成の森」は県道を挟んでいますので、その間の移動経路としてアニマルパスウェイの設置が行われました。設計はアニマルパスウェイ研究会で行い、工事は震災の影響遅れましたが10月に実施されました。設置されたその日の夜中には二ホンヤマネの利用が確認されました。
「知ってるつもり?」シリーズ⑦
COP15(生物多様性条約)が開催!
COP15(生物多様性条約第15回締約国会議)が2022年12月7日から2月19日まで、カナダ・モントリオールで開催さてました。生物多様性条約は、生物多様性の保全、その構成要素の持続可能な利用及び遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を実現することを目的として、1992年に採択されました。
生物多様性条約 COP10イベント
2010年10月に愛知県名古屋市で開催された、COP10では、日本が議長国を務め、生物多様性に関する世界目標である愛知目標の採択や、遺伝資源へのアクセスと利益配分に関する名古屋議定書の採択がされました。そこでアニマルパスウェイも紹介されました。生物多様性交流フェアでの展示や国際シンポジウム 清里のアニマルパスウェイ視察ツア-の様子をご覧ください。
協力:アニマルパスウェイ研究会
「知ってるつもり?」三角の橋をわたってる
ヤマネのカップルが、夜中に三角の橋を走っています。ヒメネズミは落ち葉や枝を運んでいます。どうしてでしょうか? 栃木県、平成那須の森にあるアニマルパスウェイのモニタリング映像をご覧ください。
他にも、リス、コガラ、カケス、テン、ヤマネ、ザトウムシ、ヒメネズミ、カメムシなど、樹上性動物、昆虫や鳥類など森の小さい生き物たちが、各地のアニマルパスウェイを利用しています。